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奴隷家族- 催眠術師の秘密倶楽部 第二部 -
第10章 由紀恵-旦那の前で
「…理沙ちゃん?…」

由紀恵の顔面からサーっと血の気が引き蒼白になる。

「…パパが…先生のち○ぽをママが美味しそうに舐めてるって知ったら…どうなるかなぁ?…ママが乳首に鈴ぶら下げて先生に犯されて悦んでるって知ったら…どうなるかなぁ?…」

理沙は宙を見たまま呟く。

「…やめて…理沙ちゃん…パパには…パパには内緒にして…絶対言わないで…」

由紀恵は理沙にすがるように狼狽える。

「…ふふふ…大丈夫よ…ママ…ママの事…脅したりしないから…パパには黙っててあげる…」

理沙は抑揚の無い声で宙を見たまま呟く。

「…理沙ちゃん…」

理沙の言葉に由紀恵は胸を撫で下ろす。

「…でもねっ!…ママっ!…」

理沙は安堵の表情を浮かべる由紀恵に振り向き、厳しい目付きで睨み付ける。

「…先生は理沙のモノだからね…理沙は先生の事…愛してるの…本気よ…ママ…理沙は真剣に…先生を愛してる…」

理沙は興奮し涙声になる。

「…理沙…ちゃん?…」

「…ダメよ…ダメなの…先生を理沙から奪っちゃダメなの…理沙…ホンとに…ホンとに…先生の事…好きなの…愛してるの…だから…だからぁ…」

理沙はヒックヒックっとしゃくり上げながら由紀恵に詰め寄る。

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