この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
奴隷家族- 催眠術師の秘密倶楽部 第二部 -
第10章 由紀恵-旦那の前で
「…奪らないで…理沙から…先生を…先生を…奪らないで…奪らないで…」

理沙の感情に好きになった男を妹や信じていた親友に奪われた過去の記憶が蘇る。

「…お…願い…お願いだから…奪らないで…理沙から…理沙から先生を…先生を…」

理沙は感極まって身体をガクガク震わせ号泣しだした。

「…理沙ちゃん…」

見た事の無い理沙の激情に驚きながら由紀恵は理沙を抱き寄せる。

「…理沙ちゃん…好きなのね…先生の事…そんなに愛してるのね…」

由紀恵は泣きじゃくる理沙を抱き締め優しく親指で理沙の唇まで流れ落ちている涙を拭いながら宥める。

「…うっ…うっ…うん…好き…好きなの…愛してるの…」

理沙は赤ん坊の様に由紀恵の親指をチュウチュウ吸いながら母に抱かれて落ち着きを取り戻す。

性奴隷たちは主である影虎に性的奉仕をする事で悦びを感じ、影虎に射精させる事で自らの存在価値と満足感を感じる。

勿論、性奴隷達は影虎の事を愛している。

だが、それは自分を支配する絶対君主に対する尊敬と畏怖から起こる感情であり、普通の恋愛感情ではない。

あくまで性奴隷が主に抱く感情で留まっている。

理沙の場合、性的調教を施される時のみ影虎に逢う事が許されている他の性奴隷達と違いバイトでほぼ毎日影虎に接している。

他の性奴隷達が知らない影虎の人間的な側面を見る機会もあり、それが理沙にとって影虎を近しい存在に引き下ろし主従関係が崩れてしまった。

理沙にとって、影虎との関係は対等な男と女の関係であり、理沙の中に普通の恋愛感情が芽生えた。

/405ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ