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奴隷家族- 催眠術師の秘密倶楽部 第二部 -
第10章 由紀恵-旦那の前で
「…もっと…もっと想像して…パパ…ママが男に犯されてる姿を…もっと想像して…」

「あああ。ママ。ママが犯されている。ママが男に犯されて悦んでる」

いつも爽やかで精悍な顔立ちの父親の表情が、娘が見せる淫夢にだらしなく垂れ下がる。

「…パパ…想像じゃなくて…ホンモノが見たくなってきた?…ママがホントに犯されてる姿…パパ…見たくなってきたでしょ?…」

「ああ。理沙。ホンモノが見たい。ママが本当に犯されてる姿を見たい。理沙。見たいよ」

「…ふふふ…そんなに見たいの?…パパ…ママが犯されて悦んでる姿…じゃあ…見せてあげる…パパ…立って…理沙についてきて…」

娘の操り人形になった父親は、ゆっくり立ち上がると夢遊病者の様に娘の後について歩く。

「…さあ…着きました…」

理沙は寝室のドアの前に立つと父親に振り返り小悪魔の笑顔を浮かべる。

ドアの隙間から洩れてくる淫靡な空気が部屋の中で行われている行為を想像させる。

「…この扉の向こう側に…パパが見たいママの姿があるよ…」

「扉の向こう側」

これから起こる現実に、理沙の瞳は期待に異常な程にキラキラと輝く。

「…そうよ…扉の向こう側に…ママがいるわ…パパが見たい…ママがいるのよ…」

あまりの感情の昂りに理沙の口の中に唾液が溢れ出し涎となって床に滴り落ちる。

「…パパ…開けて…ドアを開けて…」

理沙の言葉に父親はレバー式のドアノブに手をかける。

「…さあ…パパ…開けて…」

父親はゆっくりとドアノブを降ろしドアを開ける。

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