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第3章 由紀恵-調教

「…うぅぅ…辛かった…」
ボソッと由紀恵が話し始める。

「…自分に…嘘をつくの…苦しかった…ち○ぽ…欲しいのに…我慢して…ち○ぽ…お○んこに挿れて欲しいのに…ち○ぽ欲しくて…お○んこ…濡れてるのに…我慢して…」

由紀恵の口から唐突に自分でも思いもよらない言葉が出る。

『…えっ!?…何っ!?…私…何…言ってるの?…』

意思とは関係なく、誰かに操られている様に、由紀恵の口が勝手に答える。

「我慢できない時、由紀恵はどうしたの?」
影虎の質問に、由紀恵の眼球がプルプルと痙攣する。

「…オナニーを…オナニーを…しました…」
由紀恵の口が素直に影虎の質問に答える。

『…ちょっ…ちょっと待って!…私…何を?…』
由紀恵の口は、まるで別の生き物になったように、由紀恵が嫌悪して止まない淫語を紡ぎ出す。

貞淑な妻、母親を演じてきた由紀恵は、爆発しそうになった性欲を治めるために、言い訳を付けて人知れず頻繁にオナニーをしてきた。

『…私がオナニーをするのは…旦那の為…娘達の為…性欲を解消しなければ…爆発しちゃう…セックスがしたくなって…我慢できなくなって…おかしくなっちゃう…そうならないために…私は…オナニーするの…旦那の為…娘たちの為…私はオナニーするの…』

由紀恵は自慰行為を正当化するために、呟きながらオナニーに耽っていった。
しかし、オナニーの時に妄想しているのは旦那とは似ても似つかぬ男達の太く硬い肉棒に乱暴に凌辱される自分の姿だった。

「いつ?何処で?どんな風に?」

「…家で…みんなが出掛けた後…裸になって…ベッドの上で…乳首…乳首を…自分で舐めて…」

影虎は、服の上からでも一目で巨乳と判る由紀恵の胸を見る。

『…あぁぁ…どうして?…私…こんなエッチな質問に…答えるの?…いやらしい話なんて…大嫌いなのに…この男に聞かれると…答えてしまう…何でも…正直に…口が勝手に…』

由紀恵は、影虎と見つめ合いながら影虎の卑猥な質問に平然と答えている自分に恐怖を覚える。