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奴隷家族- 催眠術師の秘密倶楽部 第二部 -
第10章 由紀恵-旦那の前で
「…いいのよ…パパ…パパは今まで通りでいいの…パパは今まで通り…家族の為に働いて…ママも今まで通り…先生の為に生きていくから…大丈夫よ…パパ…何も変わらない…私達…家族は今まで通り…何も変わらないわ…」

由紀恵は慈悲深い菩薩の様に憐れな迷える子羊を導く。

「今まで通りか?今まで通りでいいのか?」

理沙の暗示にかかった旦那は由紀恵の言葉を受け入れようとするが旦那の中で何かが引っかかる。

倫理観。

不貞行為に対する旦那の倫理観が、由紀恵の言葉を受け入れる事を拒絶している。

催眠状態でも、善悪の基準や倫理観を塗り替える事は難しい。

殆どの人は、催眠術にかけられ人を殺す様に命令されても、意識の根底に流れる無意識の倫理観が拒絶し人を殺す事はない。

影虎の術に堕ちて性奴隷になった由紀恵の中では不貞行為は許容範囲だったのであろう。

由紀恵は自分を欺き我慢して貞淑な妻、厳格な母親を演じてきたが、身体の奥底で蠢く肉欲が影虎の術に誘導され倫理観のハードルが下げていく。

そして、言い訳を見つけた時、由紀恵の不貞行為に対するハードルが消し飛ぶ。

「…先生に強要されたから…ママは嫌だけど…先生に強要されたから…仕方なく…」

僅かな心の隙間に入り込まれた由紀恵は、影虎の術によって気づかぬ内に心も身体も開放させられ影虎を受け入れた。

今度は旦那の番だ。

抵抗する父親に理沙がネットリとした低い声で囁く。

「…そうよ…パパ…今まで通り…何も変わらないわ…ママの言う通り…パパは何も心配しなくていいの…ママは幸せなの…先生と出逢って…先生にち○ぽを与えられて…ママは今…最高に幸せなのよ…だから…パパは何も心配しなくていいのよ…今まで通り…全て…今まで通り…」

理沙の言葉が父親の心に染み込む。

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