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第12章 美優-懐妊

妄想世界での出来事はそのまま現実の世界にも影響する。

「美優?美優?大丈夫か?」

妄想世界の美優と淫獣の合体など想像だにできない父親は、突然呻き声を上げ白眼をむいて仰け反る美優を前にオロオロしていた。

『美優?美優?どうした?どうなってるんだ?」

「…逝っぐっぅぅぅ…」

絶叫と共に大きく股を開き爪先立ちで仰け反った美優のお○んこからドボッと蜜の塊が噴き出した。

「…あふぅ…」

美優は身体を痙攣させながら霊が抜けた様にベッドに崩れ落ちる。

『…あぁぁぁ…コーチ…一つに…一つになりました…美優は淫獣と一つになりました…』

心地よい微睡みの中で美優はコーチに報告する。

『ママから受け継いだ淫乱の血が美優の中に流れている。淫獣を育む淫乱の血。美優は淫獣と一つになった。男を虜にして操る淫獣の力を解放して美優はパパを玩具にするんだ。美優を気持ちよくさせる性玩具に。できるよ。美優。上手にできたら褒めてあげるよ』

上手にできたらコーチに褒めてもらえる。

美優の中に俄然ヤル気が芽生えた。

『…はい…コーチ…美優はパパを性玩具にします…』

いつの間にか美優の疑問は消え去っていた。

美優の疑問。

『…美優の事を愛しているんだったらコーチはどうしてパパとセックスさせるの?…』

素朴な疑問は美優の中で目覚めた淫獣が飲み込んでしまった。

『…パパを玩具にする…パパを性玩具にしてコーチに褒めてもらう…淫獣の力を使ってパパを性玩具にする…』

淫獣と一つになった美優の顔に19歳の小娘とは思えないほど強烈な淫らな艶が宿る。

「…パパ…」

美優は艶かしい眼で父親に語りかける。