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奴隷家族- 催眠術師の秘密倶楽部 第二部 -
第12章 美優-懐妊
「…コーチ…正直に言って…コーチは美優のパンティ…見たいんでしょ…怒らないから…嫌いにならないから…正直に言って…」

美優は少女の顔から淫乱な女の顔に豹変する。

「…コーチ…言って…ホントの気持ち…」

コーチは淫靡な焔が揺らめく美優の瞳から眼を逸らすことができない。

「あぁぁ。美優。変だよ。頭がクラクラする。美優の眼を見てると、頭がクラクラ、クラクラしてくる」

無防備なコーチの心が淫獣に取り込まれていく。

「…コーチ…聞かせて…コーチのホントの気持ち…美優のパンティ…見たいんでしょ?…」

美優の声が心地好く響く。

『あぁぁ。いい声だ。美優の声は心が安らぐ。大丈夫。大丈夫だ。僕の本当の気持ちを伝えよう。美優が知りたいのなら、僕の本当の気持ちを伝えよう。怒ったり嫌ったりしないって美優が言っている。大丈夫。本当の気持ちを伝えても大丈夫。美優の言う通りにしよう。美優の望む通りにしよう。大丈夫だ。何も心配ない』

コーチの眼が虚ろになり表情筋が弛緩していく。

「美優ぅぅ」

普段の精悍な顔立ちは見る影もなくコーチはだらしない表情になる。

「見たい。見たいよ。美優。美優のパンティ、見たいよ」

コーチの口から涎が垂れる。

「…ふふふ…コーチったら…やっぱり見たいのね…美優のパンティ…エロ~い…」

美優はコーチに唇を重ね舌を差し込む。

「んん」

口の中を縦横無尽に這い回る美優の舌にコーチの眼が蕩ける。

「…ふ~…コーチ…美優の事…愛してる?…」

美優は涎の糸を引きながら唇を離しコーチに確認する。

「ああ。愛してるよ。美優の事、愛してるよ」

「…美優の事…大事にしてくれる?…」

「ああ。大事にするよ。もちろん、美優の事、大事にするよ」

淫獣に取り込まれたコーチの思考は停止し美優の言う事を鸚鵡返ししながら頭に刻み込んでいく。

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