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隷従超鋼ヴァギナス [1] 胎動編
第1章 プロローグ
 合流地点では同じように喘ぐ女を拘束した無数の淫機獣が男たちの死体の上でホバーしていた。

「はあああん……」
「いいっ……んあああ……はあっ」
「いやあああん……あはああっ」
「あっあっあっ……んっああっ!」
「ダメぇ……もっとぉ……」
「ふうっ……んふぅぅぅんっ」

 拘束された女たちは、彼女たちの夫や兄弟、父であった無残な肉塊の上で淫らな喘ぎ声の合唱に没頭させられていた。真理子もまたそのハーモニーの一部となる。

 胎内に挿入されたチューブの動きは今や激しさを増し、良好な潤滑の膣粘膜に包まれたまま回転する。

ヂュイィィィィィィ……

 そして女体を穿つその先端部がズンズンと子宮口を叩く。女の本能を芯から目覚めさせるその荒々しい呼び出しに応え、子宮が降りていくのがはっきりとわかった。

「うく……ううっ……あなた……慶一さん……」

 真理子が最後にすがるのは消息不明の、愛する夫だった。

(慶一さんとのセックスでも……これほどの快感はなかった……うっ、んはっ……この機械、お、女の体を……知り尽くしているのっ? ふあ、はああああんっ! あっ……イイッ!)

 突如もたらされたGスポットへの強烈な刺激に、びくびくと下半身が跳ねる。同時に乳房の内部から熱いものが込み上げるのを感じる。乳腺がしこり内側から胸の張る感覚。ケイや英瑠を生んだとき以来の感覚だった。

(ぼ……母乳が……? どうして……)

 快楽に耐えるのに必死で気づかなかったが、乳の付け根に違和感があった。突き立てられた淫機獣の触指から、ジュワジョワと液がにじみ出ていた。なにかが注入されているのだ。それが乳房の裾野から全体に広がり、母畜の肉へと体を造り替えているのだ。

 じんじんと張り裂けそうな切ない感覚が真理子の鮮やかなピンクの乳輪の裏側に集中してゆく。集約された圧力がさらにその先の淫らに肥大し、硬く尖った乳頭に到達し、内からこじ開けようとしている。

「あっ……あっ……」
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