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第3章 ジョイント・オン

（でも放しちゃダメッ……耐えるのッ！　ち、力を込めるのよ……）

　ググ……

　機兵獣の前足が浮いた。うろたえるかのような咆哮が発せられる。

　グモオッ……ガオオオオオッ！

「もう少し……もう少しで……ひゃうっ！」

　クリトリスに刺激。ロッドが本体を膣に差し込んだまま、外部に露出した部分から新たなパーツを分岐させ、それがケイの陰核を包み込んでいた。

（あうっ……んああああああっ……これ、ダメェッ……）

　聴診器のようなそのパーツにぶるぶると振動を与えられ、クリトリスを通して電流のような激烈な悦感が脳天に至るまで全身を灼き貫く。

　ぶびゅっ……びゅっ……びゅっ！

　咥えこんだロッドの根元と裂けたショーツを濡らして蜜壺からケイの液汁が飛び散る。

「はあああんっ！　なんなのよぉッ！」

　腰をガクガクと震わせながら、それでもケイは怪獣を放さず必死にしがみついた。持ち上げさえ、持ち上げさえすれば……。

「こっのオッ！」

　ぐわっと機兵獣の巨体が宙に舞った。

「ああああああああああっ……んああああああああああああ……ああああっ……はああああああああんああああああはあああああああああああっ！」

　そのまま背中から大地に倒れ込みながらケイは絶頂の叫び声を上げていた。