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隷従超鋼ヴァギナス [1] 胎動編
第4章 星宮ユリカ
   ※   ※   ※

「……最初は凄い力で無理やり入ってこようとしたので驚きましたが、その後すぐ動きはいったん止まって……ええと、なにか液体のような物が出てきて塗り付けられました」
「どこにかしら?」
「え、ええと……あの、その……アソコに」
「女性器ね?」
「は、はい……」
「内側? 外側?」
「う……内側です。中に……出てきて」

 応接室から場所を変えて、ケイはユリカの個人研究室でヒアリングを受けていた。初搭乗時の状況をできるだけ克明に教えて欲しい、とユリカは言った。

 応接室で依頼を切り出された後、ケイは結局、ヴァギナスの操縦者となることを承諾した。機獣兵と戦うことは恐くもあったが、それが人類の反撃につながるのであれば、できることはなんでもしたいと思った。

 それに対侵略者の中心機関で働けば行方不明となった父と母を探し出すチャンスもあるだろう。消息不明のままの父。そしてあの日、救助隊による捜索時にはすでに連れ去られてしまっていたと思われる母。二人とも死んではいない。生きているはずだ。必ず。

 ケイは書類にサインをしながら心に誓った。
 取り戻すのだ、自分のこの手で。
 愛する両親を。
 そして、夜空の星たちを。

 サインをするや否や、操縦者としての最初の仕事としてすぐに始まったのがこのヒアリングである。

 電波通信が妨害されているため、ヴァギナスは出撃後のリアルタイムなデータを管制に送信することができない。そのため、実際に何が起きたのかは記録されたデータと搭乗者へのヒアリングによってリプレイしなくてはならないということだった。

 しかし、それはとりもなおさずヴァギナスによって与えられた性的な刺激について赤裸々に報告することに他ならない。

 躊躇するケイに対し、ユリカは自分がケイの専属担当者となることを告げ、女同士だし、決して二人の間以外に情報が漏れることはないのだと保証してくれたが、それでも気恥ずかしいものは気恥ずかしかった。
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