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隷従超鋼ヴァギナス [1] 胎動編
第5章 出撃
 四方八方、子宮内壁に直撃する熱液連弾の強制着床! 目から白い火花が飛び散る様な悦撃に意識が眩む。

 トロリと粘膜を滑ってローションが子宮頚部へと降り、膣へと逆流して滴り落ちる。

(溶ける……溶けちゃうよぉっ……私……ああんっ……ドロドロが出てくるっ……溶けてくっ……)

 ドガアッ!

 今度はコックピット外部からの強烈な衝撃。

「キャアアアッ!」

 残った腕が肘の関節を貫かれていた。
 肘から先が力なくブラリと垂れさがる。

(ま……負けちゃう……私、やられちゃうの? でもっ……ああんっ……トロける……アソコ……熱くって……はあああっ……動いちゃう……)

 機兵獣に組み敷かれて敗北しそうなことよりも、ロックされた指先では陰部が掻きむしれないことのほうが恨めしかった。びしょびしょに濡れた両腿を精一杯こすり合わせて秘所の疼きに応える。

(もっと、もっとぉ……エッチなこと、もっとして欲しいのぉ……もっと私を壊して! いいの! 私はエッチな娘なんだから……好きにして欲しいのっ……ふうんっ! そうっ……ああっ……エッチなの大好きぃっ……)

 ケイの全身の痙攣がヴァギナスの巨体をガクガクと震動させる。鋼の女騎士は、迫る最後の一撃の前に無防備な姿を晒すのみだった。

「ん……ふ……」

 膣を貫通したオーガズマイザーの注挿管が熱粘液の第二弾を運んで脈打つのを感じ取り、子宮が悦びに伸縮する。

(来る……子宮シャワー……あの気持ちいいの、また来る……)

 痺れる快感に半ば意識をもっていかれたまま、上気した美貌をトロけさせ、ケイの濡れた唇が切なげに開かれる。

「はっ……早く……来て……」

(そして連れて行って……)

 絶え絶えの吐息交じりで願うのは、絶頂への完全屈服だ。
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