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隷従超鋼ヴァギナス [1] 胎動編
第5章 出撃

もう一度、あの激烈なシャワーを浴びたい。そうしたらいける。ここではないどこかへ。至福の彼方へ。
どこだろうここは?
何かが聞こえる。
誰かが呼んでいる。
どこから?
どこでもいいや……
だって私もすぐそこへ行くのだから。
――戦って、ケイ!
ユリカの声だった。
――気を強く持つの。人類の運命が懸かっているのよ!
そうだった。研究室だ。トレーニングのときに言われたユリカの言葉が脳裏に甦る。
そうだった!
その声に応えて最後の力を振り絞る。
家族の顔を思い浮かべる。
パパ、ママ、英瑠!
(負け……ないっ)
そこへ第二弾が発射された。
ブダダダダダダッ! ビュルバババババババババババッ!
「ンッ……アーッ!」
子宮をどこかへ持っていかれるかのような麻痺悦撃だ。
ぶっしょああああああああああっ!
割れ目から潮を噴き上げて絶頂小水がシートを濡らす。
「あっ……ダメッ…イッちゃ……イッちゃダメ……ダメェェェッ!」
歯を食いしばった。その瞬間、口に含んでいた抗オーガズム剤のカプセルが奥歯に挟まり噛み砕かれた。
(あ……)
すっ……と何かがひいていく。快感? 違う。肉の悦びはある。ケイを幸福の頂へと誘う大竜巻。淫らに渦巻くその法悦の火炎流は確かに女体を呑み込み荒れ狂っていた。
ケイにはわかった。
抗うのではない。快楽と肉体をひとつにするのだ。そしてひとつになったのだ。裸の心と肉体。狂瀾の情欲と少女の純心が。
どこだろうここは?
何かが聞こえる。
誰かが呼んでいる。
どこから?
どこでもいいや……
だって私もすぐそこへ行くのだから。
――戦って、ケイ!
ユリカの声だった。
――気を強く持つの。人類の運命が懸かっているのよ!
そうだった。研究室だ。トレーニングのときに言われたユリカの言葉が脳裏に甦る。
そうだった!
その声に応えて最後の力を振り絞る。
家族の顔を思い浮かべる。
パパ、ママ、英瑠!
(負け……ないっ)
そこへ第二弾が発射された。
ブダダダダダダッ! ビュルバババババババババババッ!
「ンッ……アーッ!」
子宮をどこかへ持っていかれるかのような麻痺悦撃だ。
ぶっしょああああああああああっ!
割れ目から潮を噴き上げて絶頂小水がシートを濡らす。
「あっ……ダメッ…イッちゃ……イッちゃダメ……ダメェェェッ!」
歯を食いしばった。その瞬間、口に含んでいた抗オーガズム剤のカプセルが奥歯に挟まり噛み砕かれた。
(あ……)
すっ……と何かがひいていく。快感? 違う。肉の悦びはある。ケイを幸福の頂へと誘う大竜巻。淫らに渦巻くその法悦の火炎流は確かに女体を呑み込み荒れ狂っていた。
ケイにはわかった。
抗うのではない。快楽と肉体をひとつにするのだ。そしてひとつになったのだ。裸の心と肉体。狂瀾の情欲と少女の純心が。

