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隷従超鋼ヴァギナス [1] 胎動編
第1章 プロローグ
 チューブが真理子のショーツの中へと這い込んできた。そしてそのまま女の茂みをガサゴソと掻き分け、肉裂へと力強く侵入を開始する。

「くうっ!」

 ぎゅるるるるっ……

 膣内へと挿入された針管が回転する。粘膜を摩擦し、同時に得体の知れない分泌液を散布する。分泌液によってもたらされたのは、甘い、甘い、重厚な膣のとろける性的快感だった。

「ああっ……ううう……」

 真理子の口から思わず官能の喘ぎ声が漏れた。下腹が熱くなる。燃え立つような生理反応を引き出され、その熱に溶かされて自身の淫らな液汁が膣内に滲み出していくのがわかる。

(こ……こんなこと……あっ……ああっ……無理やり……感じさせられて……る……うあっ……)

 空中にホバリングしたまま、大股開きに曝されたレースのショーツのクロッチが瞬く間に黒く染み、蜜汁が布地越しにポタリ、ポタリとこぼれ落ち始めた。

 ウィィン……チキ、チキ……

 機械昆虫が空いている二本の脚を真理子の胸へと近づける。その先端がガシャリと開いて人間の手のように何本もの触指に分岐した。

 ズブウリ! ズブブッ!

 触指が真理子の豊満な乳房に突き立てられる。

「ああっ……あがあああっ!」

 衝撃に身を震わせる。セーターの破れ目から乱れたブラと、カップからこぼれた乳房の先端が姿を見せる。

 衣服越しに柔肉に埋められた無数の触指がうねるように蠢き、乳房をぶるぶるとこねまわし始める。乱暴に見えてそれは真理子の性感を的確に捉えた精密な愛撫だった。
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