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情画
第4章 深夜
沙絵さんが言うように、感性が近いのかもしれない。欲が現れているのは背面の『表』で現れていないのが前面の『裏』だと昨日見たとき思ったからだ。


昨日、最後にシャッター音を立てて撮られた写真。
テーブルの下で後ろから撮られたものには、

『性奴〜奉仕犬〜』と名付けられていた。

乳首から繋がったチェーンはリードのようにも見える。チェーンの輝きと潮の飛沫が競うように煌めいて、アクセサリーにも見える。

蕾からディルドのしっぽが生えて、先っぽがテーブルに引っ掛けられている。
淫猥な玩具でありながら、尻から生えたしっぽを振り喜んでいるようにも見えた。

盲導犬、愛玩犬と同様に、奉仕という目的のために改良された犬種のようなサブタイトルは、タイトルの性奴と合わさり、
人間をやめ、性に生きる動物の存在を示していた。

性の為だけに生きる。そんな生き方が美しいと評価されているようだった。

さらにチェーンが取れて宙を舞う瞬間の『悦楽』は、ぼかされた主と性奴のエクスタシーが、チェーンの浮遊を捉えたことで現されていた。
チェーンは射精と潮噴きのモチーフなのだ。


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