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情画
第5章 梟
履いてみると、クロッチから脇にピンと張るハイレグのアンダーラインとウエストの紐で、ショーツというよりクロッチを吊り下げるだけの道具みたいだ。


股縄と変わらない。そう思うとおかしな気分になった。


ブラも乳首だけに丸い布が付いているだけの紐で、アンダーバストの紐を後ろで縛り、もう1つは首の後ろで結わえた。

キャミソールも肩は紐で、グッと繰れたVネックは胸まで開いている。後ろは腰くらいまで開いていて、丈も太もも辺りまでしかなかった。


「まだ着替えられないのか、ビールがぬるくなるだろ?さっさと来い。」


催促されて仕方なく、キッチンから立ち上がりリビングに向かった。

「やっぱりアバズレ女には下品な衣装が似合うな。」

主人は見下した視線を投げた。

「特にショーツがいいな。パイパンマンコに良く似合ってるよ。
割れ目が見えちまってるぞ。」

クロッチは股下部分にしかなく、前後は丸見えなのだ。

ワタシは手で隠す。

「いろんな男に開いて見せてる安いマンコのくせに、亭主には隠すのか?」

主人はドンと拳でテーブルを叩く。乱暴にされたくない。ワタシは諦めて手を退けた。

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