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情画
第5章 梟
椅子から片足が投げ出される。

労いのようでいて、淫らな言葉は命令でしかない。

「ありがとうございます。」

ワタシはイヤらしい汁を称えたままで主人の太ももに跨がった。

「べちょべちょだな。」

「すみません…」

「腰を動かして慰めていていいぞ。」

ワタシは言われた通りにする。

主人は食事してビールを飲む。

手酌する度に瓶やグラスで乳首を捏ねられた。

どんどん欲が膨らんでいく、ワタシは主人の脚をぬめらせ、犬のように腰を振っていた。

欲しい。すべてが中途半端で飢えていた。

「欲しいか?欲しいならねだってみろ。」

主人が姿勢を正すと、ズボンの上からでもその存在がはっきりしていた。

「ご主人様のチンポ…触らせてください。」

「好きにしろ。」

ワタシは腰を振りながら、主人の肩に掴まり、ズボンの中に手を差し入れた。

触れると、手に添うように反応を返す。
愛や趣向など関係なく、今はソレが欲しかった。

逆手に握り擦っていけば、みるみる硬くなり脈打つ。
カリを捲り上げるように扱いていった。

「口でご奉仕させていただいてよろしいですか?」

「ああ、勝手にやればいい。」
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