この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
情画
第7章 曙

「お父様、時間もないし、楽なポーズだから続けて…」

「わかった。辛くなったら言うんだよ。」

「大丈夫よ。」

会話の間も沙絵さんはワタシを見ない。

自分で此所に置いたのに、そこまで忘れさることが出来るだろうか。

ワタシは人形か何かのように、生きていることすら忘れさられてないだろうか。

休憩がなかったのは良かったのかもしれない。
沙絵さんが想像通り先生に近づき、二人が抱き合うのを見なくて済んだのだから…

先生が絵の具を取り色を作る。色合わせもなくベースの何色かが作られる。

休憩があった方が良かったのだろうか。

何とか言い訳を作り、此処から立ち去ればいいのだから…

色合せをせずとも、的確な色が作られていくのにも嫉妬する。

それだけ肌の色を知っているということだろう。

ワタシは卑しい考えしか浮かばなくなっていた。
沙絵さんの酷い拷問で心が捻れてしまったのだろう。

そう何度も言い聞かせながら、 長い時間をやり過ごした。

臍を中心に色付けが始まる。

『一番は命の源から描いていく。』

先生は臍が源と考えているということだろうか。

それは沙織さんと沙絵さんが繋がっていた証?

それとも臍の奥にある女の源が一番?
/710ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ