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情画
第9章 初日
ふぁあ…

唇が離れると吐息が漏れてしまった。

「ふっ…
鞭は罰ですよね。」

「は、はい。」

「まさか感じてはいないですよね。」

ひゃっ…んぁ

着物の裾が開かれる。

「綺麗な足だ。痕にはなっていないですね。」

開かれたところに先生の吐息がかかる。
それだけで甘く痺れていく。

「蜜が滴り流れてますが、これで感じてないというのですか。」

っふ…ご、ごめんなさい…

ギュン…

着物が強く開かれ帯が締まる。

「肌に直接お仕置きしなければなりませんね。」

衿が掴まれて左右に開かれた。

んん…

着物が擦れるだけで、尖った乳首を刺激する。


グッと襟を抜かれ、裾も捲られて縄目に捩じ込まれた。

「イヤらしく美しい体だ。ご自分でも確認して下さい。」

目隠しが外される。

先生の顔は眩しくて見えなかった。

「これで打っていたんですよ。」

見せられた鞭は、帯締めを三つ編みにした一本鞭だった。


輪にした鞭を乳首に掛けて引っ張られる。

んぁあ…

「前から鞭はお好きでしたからね。」

ごめんなさい…

「とにかく沢山時間があったのでね。こんなものも作ってみましたよ。」

それはハタキのような鞭だった。

三つ編みの帯締めの先に、房のように短い帯締めが結ばれていた。
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