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情画
第1章 再開
沙絵さんにとって、何が良くて何が悪いかわからない。

でも先生と会うためには沙絵さんの従順な奴隷にならなければならない。

それが新しい掟としてワタシの体に刻まれた。

先生がソファーにのぼり膝立ちになる。

雄々しく反り立ったものが差し出される。

ワタシは愛おしいそれに舌を這わせた。

「いずみ…気持ちいいよ…愛している。」

先生の手がワタシの乳房に伸びてくる。

ああ…優しい手…筆を操る繊細な指に翻弄され溶けていく。

ワタシは口を大きく開き、喉の奥まで先生を迎え入れた。

「いずみ…いずみ…愛おしくて…すぐに出ちゃいそうだよ。」

切なく打ち明ける先生の声さえワタシを貫く。


ワタシは、すぐそばにいる沙絵さんの存在すら忘れていた。

「いずみさん…」

んぐ…

「奴隷遊びが何のためだか覚えてる?」

んひ…

「サディズムな二人の欲求を満たすためです。」

「そうよね。
お父様は久しぶりに貴女に会えて、タダの雄になっちゃってるし、
二人で盛り上がって私蚊帳の外よね。」

「ご…すみません沙絵様」

「分かってないようだから教えてあげる。今日貴女のここにはお父様は来ないのよ。」
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