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情画
第1章 再開
沙絵さんが蜜壺の入り口を指でなぞる。

ふぁああ…

「可哀想だから私がこれでイカセてあげる。」

沙絵さんがこれというのは筆だった。

「好きだったものね。」

そ…そんな…

「貴女は私から、父も母も恋人も奪ったの。
そして狂った私を置き去りにしたわ。

簡単には許せないのよ。

やっと普通の生活を取り戻したのに、また、ふらっとやって来て、お父様を簡単に奪うのね。

あげるわよ。

でも苦しんでもらう。

今日はこれでイキまくりなさい。

そして、もっといいものを見せてあげるわ。」


沙絵さんの怒りはもっともで、ワタシは簡単に考えて、いや何も考えていなかったのだ。


先生は何も言わない。
どんな約束がされているのだろうか…
どうすればいいのだろうか…


「仰向けに寝て、頭をソファーから落としなさい。
脚はしっかり開きなさい。」

ワタシは言う通りにした。
先生が約束をするのは、沙絵さんへの償いなのではないか?
ならば、二人を置き去りにしたワタシも償わなければならない。

「奴隷としては優秀だけど、従順過ぎてつまらないわ。

でももっと虐めるから安心してね。」

沙絵さんはサラッと恐ろしいことを言った。
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