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情画
第9章 初日
貫かれ支配される快感。
先生も同じことを、逆の立場で思っているだろうか。

しっかりと繋がったまま暫くその感触を堪能しているように思えた。

先生の顔が近づいてくる。その端正な顔立ちを見ていられなくなり瞼を閉じた。

優しい唇がワタシの唇に重ねられる。

ズクン…

それだけで先生が脈打つ。

ん…

ナカの刺激に閉じてしまった唇を、舌でなぞられ開かれていく。

先生の舌が口内を探りワタシの舌を捕まえた。

心も体も拓かれ、受け渡していく。捧げる至福に満たされていった。

チュッ…

リップ音を立てて離れていく唇を寂しく思う。

「いずみ、瞳を開けて…

愛しています。八年前から今も、これからもずっと…貴女を愛しています。」

っ…

答えようとするワタシの唇を先生が再び塞ぐ。

っふぅ…

それにあわせて先生が律動を始められる。

奥の女の中心となる場所を、ゆっくりと力強く押されていく。

んん…んぐ…

ワタシの声は先生に呑み込まれていった。

ググッ…ググッ

奥のいいところを先生が捉える。

ワタシは先生の背中に手を回し、腰に脚を絡めてしがみついた。

イク…せんせぇ…ナカにください…
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