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情画
第1章 再開
「これは見たことある?」

ワタシは仰向けになったまま、沙絵さんを見た。

沙絵さんは頭のところに立ったままの先生の隣に立ち、ワタシに輪を見せてきた。

「お父様が1人抜け駆けしないようによ。」

沙絵さんが先生の筆の根元にその輪を填める。

先生が苦々しい表情になる。

「お父様、いずみさんに説明してあげなさいよ。」


「このリングは射精を阻止するものだよ。」

逃げ出したあの日を思い出す。

先生が幼い沙絵さんに拘束され、根元を指で押さえられ、射精をコントロールされていたことを…

つまりはこのリングで先生はイキたくてもいけないのだ。

「いずみさん、だからといってフェラを手抜きしたら、お父様も貴女も、もっと酷い目に合わせるから」

沙絵さんが本気で言っているとわかる。

ワタシは思わず頷いた。

「要領はわかったわね。
私はいずみさんを筆で気持ちよくしてあげる。我慢してもイキまくってもいいわ。

いずみさんはお父様をよくしてあげなさい。
お父様も我慢してもイキまくってもいいわ。辛くなるだけだけどね。

どうすれば終わりになるのか。その合図は二人が訳判らずこのゲームに没頭できてから教えるわ。」

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