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情画
第10章 四季咲き
獰猛な表情や乱れるワタシを見届けるような視線に堪えられなくなっていく。


ワタシの様子を見て先生は的確に攻めてきた。

んはぁあ…

思わず先生の手を握りしめると、優しく握り返される。

全てを知り尽くされて全てを明け渡すしかないのだ。

先生は無言のままで、それすらワタシには責めだった。

グッと舌で割れ目を拓かれ、花芽を擽られる。

っぁあ…

手に力が入ると、指で手のひらを擽られた。

片手が離れていく。

花芽を激しく舐められる。

んぁあ…

クプ…

ひぁあ…

指がナカに入ってきた。

あぁ…せんせぇ…いいっ…

ナカのいいところを指で押されながら、花芽を吸われる。

いい…いっちゃぁああっ…

雷に貫かれ、もう何も見えなくなる。

「いずみ…」

名前を呼ばれて気づくと同時に先生の切っ先が侵入してきた。

せ…せんせぇ…んはぁ…


「奥までたっぷり愛してあげるから…
イク時は名前を呼んで…」


っ…は…はぃ…

返事をするのが精一杯だった。


貴女に百合を活けさせた時から、なんとかして今日も抱きたいと思っていた。

貴女は絵のテーマを考えながら乱れていく。

僕が筆で絵の貴女をなぞると貴女はそれを愛撫と感じる。
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