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情画
第10章 四季咲き
実際の大きさは変わらないと思うが、奥のいいところに当たると貴女は必ずそう言う。

八年前、最初は、おとなしく抱かれるだけの女性[ひと]だった貴女を、変えたのは僕だ。

僕を喜ばせ、言葉で伝えるように教えていった。
満開に咲き乱れるまで育てた貴女を、一度は失った。

もう離さない、もう一度、離れてはいけないと体に刻みつけなければ…

太ももを抱え上げ、奥に沢山当たるように尻を持ち上げた。

せんせぇ…イキそう…

「沢山イッテいいよ。
それだけ名前を呼んでもらえるから…」

子宮を押し上げるように、しっかりと打ちこみ揺さぶる。

…ふぁああ…いく…ゆう…ゆう…イキますぅうう…

ブルブル震えて、ギュッと僕の背中に爪を立てて、貴女は達する。

っはぁ…っは…ぁぁ…

「いずみ…愛してますよ…ずっと…

でも、足りない。
まだ足りないんです。」

強い痙攣が落ち着いたところで律動を再開する。

途中のいいところを衝くように、浅めの抽挿を繰り返す。

あぁ…ゆう…だめ…

ゆう…ゆう…


ビクビクと肢体を痙攣させて、僕の名前を呼び続ける貴女を、更に貫いていく。


ゆう…ぁぁ…ぁああ…

ギリッ…

背中に爪が食い込んでくる。その痛みさえ快感だった。
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