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情画
第12章 レッスン
「ママ〜早くきて、薔薇が沢山あるよ。」

ワタシは慌てて追いかける。薔薇の前で屈んだり背伸びして覗き込む実を見つけた。

「実、待って…」

「あっ…ああー…」

また聞かずに何か見つけたのか実が走り出す。

ワタシも小走りで追いかける。

「ママあの花っ…絵の花だよ…」

曲がり角で実がワタシに振り向きながら走っていった。

うわっ…

おっと…

あ…あ…ごめんなさい…

「実?あ…先生っ…こんにちは」

どうやら振り向いたまま走っていた実は先生にぶつかったようで抱きすくめられていた。


「先生?絵の先生?こんにちは…」

先生は屈んで実の視線に合わせ、

「はじめまして…」

と声をかけてくださった。

「先生、この花、外の絵の花?」

「そうだよ。芍薬というんだ。」

「あ〜っあ〜っ…
あのまん丸の中にこんなのが詰まってたんだぁ〜

すごいなぁ〜」

「実くん、何が凄いの?」

「外の絵を見たの。
まん丸のつぼみが爆弾みたいで、どんな花が咲くのかなってママと話したの」

「そう、それで?」

「見たいなぁって、今日、先生のおうちがここって、きて、爆弾の花見つけたから走っちゃった。
ぶつかってごめんなさい。」

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