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情画
第12章 レッスン
「先生、できたよ。」

「よし、じゃあ次はスプーンの持ち方」

「こう?」

「空で手首を動かしてごらん?」

「はい。」

「クレパスの先はどう動いてるかな?」

「丸く動いてる。」

「じゃあそれで丸を塗ってみてごらん。紙を回したり手首の位置を変えて、外側から真ん中に向かって塗っていくんだよ。」

実はコクリと頷き紙に向かう。ゆっくりと外側から円を描いて塗っていった。


「先生、できたよ。」

「実くんに問題。二つの塗りかたの丸はどう見える?」

「ナイフの方はぺったんこ。スプーンの方はまん丸だとわかるよ。」

「正解。実くんスプーンで描いた方のまん丸に見えることを立体的っていうんだよ。」

「りったいてき?」

「難しいね。爆弾の花を見てごらん。爆発したみたいに飛び出て見えるよね。」

「うん。」

「それをナイフで描いたらぺったんこになっちゃうんだ。でもスプーンで描いたら爆発したみたいに飛び出て見える絵になるんだよ。」

「ああ、わかったよ。塗り絵みたいに塗っちゃだめなんだね?」

「そう、方向を考えなきゃいけないよ。じゃあ描いてみようか。まずは茎と葉っぱからから描いてごらん?」

「シュシュシュを描かなきゃだよね。」
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