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情画
第12章 レッスン
「そうかな?教えてるのが絵で僕が絵を好きだからかな?」
「だって学校の先生は、こうなんです。って怒るだけなんだもの。」
「それは算数は決まりを覚えなきゃだし国語も字は覚えていくしかないもんね。」
「決まりって面倒…」
「でも皆で決めた決まりを覚えなきゃ、実くんの伝えたいことが伝わらないよ?」
「そっかぁ…じゃあ頑張って覚えるよ。
先生、葉っぱを描いていい?」
「茎はもう完成かな?」
「う〜ん、シュシュっとなったけどぺったんこだよね。」
「茎は丸いんだ。明るいところがあれば暗いところもあるんだよ?」
「う〜ん」
実は立ち上がって色んな角度から見ていた。
先生と実はやはり繋がりが強いのか、主人とこんなに話すことはない。
実の独特な感性を上手に拾ってくれるのだった。
「先生っ…先生っ…見るところで光る場所が変わるよ?明るいところの反対は必ず暗いんだ。」
「凄いことを見つけたね。じゃあ実くんの茎にも暗いところを着けたら丸くなるんじゃないかな?」
「そうしたら、少し濃い緑でスプーンの持ち方だね?」
「凄いなぁ、実くん。細かいから丁寧にやってごらん。」
「うん。先生見てて?」
「わかった。」
「だって学校の先生は、こうなんです。って怒るだけなんだもの。」
「それは算数は決まりを覚えなきゃだし国語も字は覚えていくしかないもんね。」
「決まりって面倒…」
「でも皆で決めた決まりを覚えなきゃ、実くんの伝えたいことが伝わらないよ?」
「そっかぁ…じゃあ頑張って覚えるよ。
先生、葉っぱを描いていい?」
「茎はもう完成かな?」
「う〜ん、シュシュっとなったけどぺったんこだよね。」
「茎は丸いんだ。明るいところがあれば暗いところもあるんだよ?」
「う〜ん」
実は立ち上がって色んな角度から見ていた。
先生と実はやはり繋がりが強いのか、主人とこんなに話すことはない。
実の独特な感性を上手に拾ってくれるのだった。
「先生っ…先生っ…見るところで光る場所が変わるよ?明るいところの反対は必ず暗いんだ。」
「凄いことを見つけたね。じゃあ実くんの茎にも暗いところを着けたら丸くなるんじゃないかな?」
「そうしたら、少し濃い緑でスプーンの持ち方だね?」
「凄いなぁ、実くん。細かいから丁寧にやってごらん。」
「うん。先生見てて?」
「わかった。」