この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
情画
第12章 レッスン
「ママ、先生のところきて良かったね。」
「実、面白い?」
「うん、先生が学校の先生だったらいいのになぁ〜」
「そればっかりね。」
「だって先生と話すの面白いんだもん。」
「そっかぁ〜良かったね。」
肌で感じるのだろうか、家にばかりいて人付き合いのない実が自分を現わすのが珍しい。
「さあ、実くん持ってきたよ。」
「先生、練習用の紙をちょうだい?」
「はい、どうぞ。」
実は丸を描いて指に水をつけ伸ばしていく。
「うん、水をつけたらやっぱり伸びるよ。じゃあ花を描くね。」
「思ったようにやってごらん。」
実は花の輪郭を色んなクレパスで描いていく。花びらの方と芯の方から…
しっかりみて細かく描いていた。
「爆弾だからね。バァンと破裂させなきゃ。」
実は芯の方から上に向かって指を弾くように撫でていく。
「あ〜こんな感じっ」
実は花と見比べて喜んでいた。
次は花びらの方から丁寧になぞった。
「綺麗だよね。先生できたよ。あとは黄色のぴょんを描けば出来上がり。」
「黄色のぴょんは爆弾の火なんだ。」
やはり芯の方からシュッと描き花粉を丸く丁寧に描いていた。
「先生〜できたよ。」
「どれどれ?」
「実、面白い?」
「うん、先生が学校の先生だったらいいのになぁ〜」
「そればっかりね。」
「だって先生と話すの面白いんだもん。」
「そっかぁ〜良かったね。」
肌で感じるのだろうか、家にばかりいて人付き合いのない実が自分を現わすのが珍しい。
「さあ、実くん持ってきたよ。」
「先生、練習用の紙をちょうだい?」
「はい、どうぞ。」
実は丸を描いて指に水をつけ伸ばしていく。
「うん、水をつけたらやっぱり伸びるよ。じゃあ花を描くね。」
「思ったようにやってごらん。」
実は花の輪郭を色んなクレパスで描いていく。花びらの方と芯の方から…
しっかりみて細かく描いていた。
「爆弾だからね。バァンと破裂させなきゃ。」
実は芯の方から上に向かって指を弾くように撫でていく。
「あ〜こんな感じっ」
実は花と見比べて喜んでいた。
次は花びらの方から丁寧になぞった。
「綺麗だよね。先生できたよ。あとは黄色のぴょんを描けば出来上がり。」
「黄色のぴょんは爆弾の火なんだ。」
やはり芯の方からシュッと描き花粉を丸く丁寧に描いていた。
「先生〜できたよ。」
「どれどれ?」