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情画
第12章 レッスン
「水で伸ばす作戦は上手くいったね。
爆発の勢いもある。

実くん、今日この花を持って帰っていいから宿題だよ。」

「まだ出来上がりじゃないの?」

「花が飛び出てるかな?」

「うーん、ちょっとぺったんこかな…」

「ここを見てごらん。」

先生は外側の膨らみを指す。

「あとこの奥。」

花芯の花びらの入りくんだ部分を指した。

「うーん、茎と一緒だね。丸さや暗いところがない。」

「そうだね。もう遅くなったから、お家に持って帰って続きを描いてごらん。」

「わかった。今はちょっと疲れちゃった。」

「そうだよね。一年生にしてはだいぶ長いこと集中してたからね。

ご飯の後でも明日でもいいから宿題やってみて?」

「はい、わかりました。」

「おっ、すごくいい返事だね。」

先生はレッスンバックを持ってきてスケッチブックを入れて実に渡す。

実のポンチョの紐を解き、
「バンザーイ」

と声を掛けると実は素直に手を上げた。

あの優しい繊細な指先で、実の頭をくしゃくしゃと撫でる。

「じゃあ、また、来週ね。」

「先生っ…今度はおやつ一緒だよ。」

「ありがとうね。楽しみにしておくよ。」

実と玄関に向かう。
実のことや絵のことを話すことなく週末になる。

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