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情画
第14章 テスト
「似てると思いますか?」
「絵が好きなところとか、美術は他の教科に結びつかないと思ってませんか?
対象物を観察していけば、他の教科にも繋がっていきますよ。」
「そうでしょうか。」
「まず貴女が実くんを良くみてあげてください。何に興味をもっているのか、
どこが疑問なのか、
彼はちゃんと表現してますよ。」
先生に秘密を話すつもりはなかった。
育ててきて八年間一緒にいたつもりが、やはり血の繋がりが強いのだろうか。
先生が上手に実のいいところを引き出してくれる。
主人は帰りも遅いし、休みも実と一緒に遊ぶことはほとんどない。
自分一人で子育てしていると何か間違えているのではと不安になっていたが、
先生に言われてほっとした。
「まだ考えこんでるんですか?」
「いえ、先生に何から何までお願いしてしまって…」
「いいんですよ。貴女の助けになるなら、何でもしますよ。」
「すみませんありがとうございます。」
「そろそろ覗きにいってみますか。」
「はい。」
「絵が好きなところとか、美術は他の教科に結びつかないと思ってませんか?
対象物を観察していけば、他の教科にも繋がっていきますよ。」
「そうでしょうか。」
「まず貴女が実くんを良くみてあげてください。何に興味をもっているのか、
どこが疑問なのか、
彼はちゃんと表現してますよ。」
先生に秘密を話すつもりはなかった。
育ててきて八年間一緒にいたつもりが、やはり血の繋がりが強いのだろうか。
先生が上手に実のいいところを引き出してくれる。
主人は帰りも遅いし、休みも実と一緒に遊ぶことはほとんどない。
自分一人で子育てしていると何か間違えているのではと不安になっていたが、
先生に言われてほっとした。
「まだ考えこんでるんですか?」
「いえ、先生に何から何までお願いしてしまって…」
「いいんですよ。貴女の助けになるなら、何でもしますよ。」
「すみませんありがとうございます。」
「そろそろ覗きにいってみますか。」
「はい。」