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情画
第16章 露呈
痛いぃぃ…

「そうか?叩くとよく締め付けてくるぞ?
虐められるのが好きなんだろ?」


ワタシは抵抗するのを辞めた。

早く済ませたい。お腹の赤ちゃんに影響させたくない。それだけを考えて堪えていた。

主人のモノがナカで張りつめていく。
これは罰だ。実と赤ちゃんを、先生の子供を産んだ罰なのだ。

憎しみの行為に心が冷えて意識が薄れていった。



寒さに目が覚める。
また、一人テーブルに放置されていた。

目の前には離婚届が拡げて置かれていて、一週間で出ていくようにと、残された荷物は処分することが書かれた紙があった。


主人のことを考える気力もなく、冷えて腹痛を感じるのでバスルームに向かう。


湯船に浸かり、明日からのことを考えた。

沙絵さんの言葉を思い出した。


『何かあったら、いつでもここに来ていいのよ。』


虫がよすぎると思うけど、先生に頼るしかなかった。

実の部屋にいき、ベッドに入る。実は守らなければ、実に辛い思いはさせたくない。

実を抱きしめているうちに眠りについていた。
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