この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
情画
第17章 新芽
「実〜もうすぐ着くよ〜」
「う〜、あれ、僕寝ちゃってた。」
「今日泊まるところは山の中だよ。」
ほどなく宿に着く。
山あいの温泉旅館で離れに通された。
「ちっちゃい、おうちみたい。」
先生がこそっと訊いてくる。
「もうお風呂一緒に入れるか?」
「は、はい。」
「実、ここ、お風呂が部屋についてるんだよ。
皆で一緒に入ろっか。」
「ママ、もう大丈夫なの?」
「うん。」
「やったぁ〜」
実は先生とワタシが一緒に入るのはおかしいとは思わなかったようだ。
「ゆうパパ、皆でお風呂、やっとだね。」
どうやら、ワタシの具合が良くなったらと約束していたようだ。
「じゃあ支度して入るよ。」
先生の言葉に実はすぐさまついていく。
ワタシも慌ててついていった。
「ママ洗って〜」
「甘えん坊だな、実は。
いつものように自分で洗って、足りないところをママに洗ってもらいなさい。」
「はい。」
「実、シャンプー自分でできるの?」
「うん、ゆうパパに教わったから…」
「あんなに嫌がってたのに、すごいじゃない。」
「だって僕、お兄ちゃんになるんだよ。」
目に入るかもと大騒ぎだった実が、1人でシャンプーをしていた。
「う〜、あれ、僕寝ちゃってた。」
「今日泊まるところは山の中だよ。」
ほどなく宿に着く。
山あいの温泉旅館で離れに通された。
「ちっちゃい、おうちみたい。」
先生がこそっと訊いてくる。
「もうお風呂一緒に入れるか?」
「は、はい。」
「実、ここ、お風呂が部屋についてるんだよ。
皆で一緒に入ろっか。」
「ママ、もう大丈夫なの?」
「うん。」
「やったぁ〜」
実は先生とワタシが一緒に入るのはおかしいとは思わなかったようだ。
「ゆうパパ、皆でお風呂、やっとだね。」
どうやら、ワタシの具合が良くなったらと約束していたようだ。
「じゃあ支度して入るよ。」
先生の言葉に実はすぐさまついていく。
ワタシも慌ててついていった。
「ママ洗って〜」
「甘えん坊だな、実は。
いつものように自分で洗って、足りないところをママに洗ってもらいなさい。」
「はい。」
「実、シャンプー自分でできるの?」
「うん、ゆうパパに教わったから…」
「あんなに嫌がってたのに、すごいじゃない。」
「だって僕、お兄ちゃんになるんだよ。」
目に入るかもと大騒ぎだった実が、1人でシャンプーをしていた。