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情画
第17章 新芽
先生がワタシを見ている。
先生の大きな愛を一心に受けられる幸せを噛み締め、ワタシは結んだばかりの帯をといた。

「いずみ?」

「ゆう…抱いて…」

「でも…」

「大丈夫ですよ。」

鏡の前にたち、はらりと浴衣を落とした貴女…

眩いばかりの裸体を晒け出して僕を誘う。

鏡に背面が映り、なんとも美しい姿だった。

僕は堪えられず貴女に近づく。じっと待つ貴女は、まさにヴィーナスのようだった。

「キツくなったら言ってくださいよ。」

頷く貴女の顎を掴み口づけする。

チュッ…クチュ…

貴女からも舌を絡みつけてくる。

「いずみも僕が欲しかったのですか?」

名残惜しそうに離れる唇に、尋ねてみた。

「はぃ…」

小さな声が吐息とともに答えた。

「実じゃないけど、まだ赤ちゃんがいるなんてわかりませんね。」

僕はお腹を擦る。
貴女は恥ずかしそうにしながら、自分のお腹を見ていた。

屈んで乳房を握り頂を舌で味わうと、貴女が仰け反り白い喉が晒される。

そこにカプリと吸い付く。
合わせて茂みの奥に指を伸ばすと、そこはもう十分潤っていた。

「せんせぇ…もう…ください…」
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