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情画
第17章 新芽
「最初は短い距離からだよ。」
先生がキャッチボールを始める。
ワタシは木陰で休んでいるように言われた。
「体の前でグローブを構えるんだ。」
先生は何でもできる器用な人だった。
そうだ。二人の様子を描こう。
ワタシはスケッチブックを取り出して、実のクレパスを借りて、キャッチボールの様子を描くことにした。
寄り添って投げ方を教える先生と実。
そんな時に遠くから他所のボールが飛んできた。
パシン…
先生のグローブに見事に納まる。
「すみませ〜ん」
遠くから声がする。
「投げますよ〜」
びゅ〜ん…
先生の投げたボールが綺麗な弧を書いて、その人のところに届く。
実はぽかんとその様子を見たあと
「ゆうパパ…カッコいい。」
喜んでしがみついていた。
ワタシも嬉しくなって、その姿をスケッチした。
その後、サッカーボールをパスする二人、二人でパスしながら木をゴールに見立てて進む姿などの絵を描いた。
「ママ〜お腹すいたぁ、ご飯食べるよ。」
そのまま木陰で買ってきたお弁当を食べる。
「おいしいねっ」
「実、午後も遊ぶか?」
「うん。」
「じゃあたくさん遊んで夕飯を途中で食べて帰ろうか。」
先生がキャッチボールを始める。
ワタシは木陰で休んでいるように言われた。
「体の前でグローブを構えるんだ。」
先生は何でもできる器用な人だった。
そうだ。二人の様子を描こう。
ワタシはスケッチブックを取り出して、実のクレパスを借りて、キャッチボールの様子を描くことにした。
寄り添って投げ方を教える先生と実。
そんな時に遠くから他所のボールが飛んできた。
パシン…
先生のグローブに見事に納まる。
「すみませ〜ん」
遠くから声がする。
「投げますよ〜」
びゅ〜ん…
先生の投げたボールが綺麗な弧を書いて、その人のところに届く。
実はぽかんとその様子を見たあと
「ゆうパパ…カッコいい。」
喜んでしがみついていた。
ワタシも嬉しくなって、その姿をスケッチした。
その後、サッカーボールをパスする二人、二人でパスしながら木をゴールに見立てて進む姿などの絵を描いた。
「ママ〜お腹すいたぁ、ご飯食べるよ。」
そのまま木陰で買ってきたお弁当を食べる。
「おいしいねっ」
「実、午後も遊ぶか?」
「うん。」
「じゃあたくさん遊んで夕飯を途中で食べて帰ろうか。」