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情画
第17章 新芽
「だから、普段学校ある時に、お仕事があったりしてこれないお父さんがいけばいいし、お仕事してていけないお母さんが行ってもいい。」

「じゃあ、その子が間違えてるじゃない。」

「そのお友達のおうちは、お母さんが普段にいけて、お父さんはいけないから、お父さんがいく日なんだって思ったんでしょ?」

「うん」

「お父さんが土曜日もお仕事のおうちとか、お母さんがお仕事あるおうちがあるって知らなければ、
皆が自分と同じだと思って言ったんじゃないかな?」

「う〜ん。ねぇ、ゆうパパは来てくれる?」

「実は僕をお父さんだと思う?」

「うん、だってパパってお父さんと同じ言葉だよね?」

「そうだよ。僕は実のパパ、お父さんだよ。それに土曜日は仕事じゃない。
それに実が学校でどうしてるか知りたい、
だから是非行ってみたい。」

「来てくれるの?やったぁ〜、ねぇママは来ちゃだめなの?」

「いや、沢山の人が来てくださいってあるから、何人行ってもいいんだよ。」

「じゃあ、パパもママも来て?」

「はい、わかりました。」


ワタシが答えると実は益々喜んだ。

「やったぁ〜」

「実、でも、お仕事とかおうちの都合で、誰もこれないお友達もいるかもしれないよね。」
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