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情画
第17章 新芽
あまり食が進んでいなかった実が食べ始める。
「実、今日お風呂はどうする?」
「う…ん」
「ママと二人で入るかな?」
「いいの?」
「うん、いいよ。寝るのもママと二人で…」
「先生、ごめんなさい、今日はそうする。」
「うん、わかったよ。」
「ごちそうさまでした。」
なんとか食べ終えた実。
皆で食器を下げて、片付けをする。
ワタシが洗い物、実がすすぎ、先生が拭いて、皆で片付けた。
実は口数が少ないけど、先生もワタシも無理に話しかけたりしなかった。
チャプン…
「ママ…先生は、ゆうパパは、いい人だよね…」
「そうね…」
湯船に浸かる。二人で入るには広すぎるお風呂だ。
「パパはお仕事でいつもいなかったけど、いい人だったよ…」
「そうね…」
そう、もっと実と遊んで欲しい。そんな気持ちはあったけど、実にとっては主人はいい父親だったのだ。
「ママはパパ嫌い?」
「え?」
「パパが嫌いで、結婚やめたの?」
「ん…結婚やめたのはパパが決めたことなんだけどね。
パパが嫌いというより、先生を好きになってしまったの…」
嘘でごまかしてはいけない。暴力に怯えたことなど、必要以上に話すこともない。
そうしたら、先生への純粋な気持ちだけを話していた。
「実、今日お風呂はどうする?」
「う…ん」
「ママと二人で入るかな?」
「いいの?」
「うん、いいよ。寝るのもママと二人で…」
「先生、ごめんなさい、今日はそうする。」
「うん、わかったよ。」
「ごちそうさまでした。」
なんとか食べ終えた実。
皆で食器を下げて、片付けをする。
ワタシが洗い物、実がすすぎ、先生が拭いて、皆で片付けた。
実は口数が少ないけど、先生もワタシも無理に話しかけたりしなかった。
チャプン…
「ママ…先生は、ゆうパパは、いい人だよね…」
「そうね…」
湯船に浸かる。二人で入るには広すぎるお風呂だ。
「パパはお仕事でいつもいなかったけど、いい人だったよ…」
「そうね…」
そう、もっと実と遊んで欲しい。そんな気持ちはあったけど、実にとっては主人はいい父親だったのだ。
「ママはパパ嫌い?」
「え?」
「パパが嫌いで、結婚やめたの?」
「ん…結婚やめたのはパパが決めたことなんだけどね。
パパが嫌いというより、先生を好きになってしまったの…」
嘘でごまかしてはいけない。暴力に怯えたことなど、必要以上に話すこともない。
そうしたら、先生への純粋な気持ちだけを話していた。