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情画
第17章 新芽
「じゃあ、お風呂に入ってくるから、二人で先に休んでいて、
実、何かあったら呼びに来てね。」
「うん。」
「じゃあ、おやすみ…」
「あ…おやすみなさい。」
先生が出て行かれると実がワタシに抱きついてきた。
「ママ、ごめんなさい…」
「実は何も悪くないわよ。」
「僕がママを困らせたから、ゆうパパが助けてくれなきゃ、ママ…ママ…」
「実、ゆうパパ嫌い?」
「嫌いじゃないよ。」
「ゆうパパ、優しいし強いよね。」
「うん…」
「そんなゆうパパのこと、好きになってしまったの…パパよりね。
ごめんね。」
「ううん、僕も好きだよ。ゆうパパ…
でも本当のパパってのが難しいだけなんだ。」
「うん、そうだよね。
それは、ゆっくりとでいいよ。」
「う…ん…」
ワタシに抱きついたまま、実は眠ってしまった。
ポカポカと心地よい子供の体温にワタシも眠りに誘われた。
実が僕を呼んでいる。
いずみに何かあったようだ。風呂場にいくと、いずみがぐったりしていた。
抱えあげて体をバスタオルでくるみ寝室へ連れていく。実も体を拭くだけにしてついてきた。
たぶん湯あたりしただけだろう。体調が優れないのに実のことが気になっていたに違いない。
実、何かあったら呼びに来てね。」
「うん。」
「じゃあ、おやすみ…」
「あ…おやすみなさい。」
先生が出て行かれると実がワタシに抱きついてきた。
「ママ、ごめんなさい…」
「実は何も悪くないわよ。」
「僕がママを困らせたから、ゆうパパが助けてくれなきゃ、ママ…ママ…」
「実、ゆうパパ嫌い?」
「嫌いじゃないよ。」
「ゆうパパ、優しいし強いよね。」
「うん…」
「そんなゆうパパのこと、好きになってしまったの…パパよりね。
ごめんね。」
「ううん、僕も好きだよ。ゆうパパ…
でも本当のパパってのが難しいだけなんだ。」
「うん、そうだよね。
それは、ゆっくりとでいいよ。」
「う…ん…」
ワタシに抱きついたまま、実は眠ってしまった。
ポカポカと心地よい子供の体温にワタシも眠りに誘われた。
実が僕を呼んでいる。
いずみに何かあったようだ。風呂場にいくと、いずみがぐったりしていた。
抱えあげて体をバスタオルでくるみ寝室へ連れていく。実も体を拭くだけにしてついてきた。
たぶん湯あたりしただけだろう。体調が優れないのに実のことが気になっていたに違いない。