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情画
第18章 朝顔でも昼顔でもない花
背中の蝶がお腹の芍薬に重なって、芍薬の周りを飛んでいるようにみえる。

それを話すと

「そう見えるように、肌に描く時から、鏡に映した絵を描くことをイメージして描きましたから。」

先生はとても嬉しそうだった。


「ただいま〜
明日、授業参観だよ。」

「あぁ、そうだったわね。
あ、実ちょっといい?」

二人で実の部屋にいく。

「そっかぁ。じゃあ今日のレッスンで描こう。」

相談してからレッスン室に行った。

「実、今日は何を描こうか。」

「今日はゆうパパを描く。」

「僕を?
そしたら、僕は動けないね。」

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