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情画
第18章 朝顔でも昼顔でもない花
「それと、授業参観のことを、授業参観に向けて取り組んできて、意識を持たせてくる中で、
誰が今日くるのか?と訊いて回る子がいたんです。
実くんはパパが二人いて、ゆうパパとママがくると答えました。
その子がパパが二人はおかしいと問い詰めたんです。
実くんがパパも二人、おうちも二つあると言い切って、
益々、実くんはおかしいという感じになっていたんです。」
「あ、あの…」
「実は間違えてませんよ。戸籍上の父親と僕と二人の父親がいます。」
「失礼ですが…ゆうパパと実くんが呼んでいるのがお父様ということでよろしいでしょうか?」
「はい。そうです。」
「あの…実くんとはどういった関係で…」
「父親です。今後戸籍上の父親にもなりますが…
訳あって、今は一緒に暮らしてるだけですが…」
「お母様は今妊娠中だとお伺いしましたが…」
「はい…そうです。」
「学校にきてから3ヶ月目になりますがまだ学校生活にも慣れず、
兄弟が出来るだけでも不安定になりやすい、それ以外にも実くんにはストレスになることも多いのではと気がかりなのです。」
「すみませんご心配おかけして。」
「いえ…逆におうちの方から何かありますか?」
誰が今日くるのか?と訊いて回る子がいたんです。
実くんはパパが二人いて、ゆうパパとママがくると答えました。
その子がパパが二人はおかしいと問い詰めたんです。
実くんがパパも二人、おうちも二つあると言い切って、
益々、実くんはおかしいという感じになっていたんです。」
「あ、あの…」
「実は間違えてませんよ。戸籍上の父親と僕と二人の父親がいます。」
「失礼ですが…ゆうパパと実くんが呼んでいるのがお父様ということでよろしいでしょうか?」
「はい。そうです。」
「あの…実くんとはどういった関係で…」
「父親です。今後戸籍上の父親にもなりますが…
訳あって、今は一緒に暮らしてるだけですが…」
「お母様は今妊娠中だとお伺いしましたが…」
「はい…そうです。」
「学校にきてから3ヶ月目になりますがまだ学校生活にも慣れず、
兄弟が出来るだけでも不安定になりやすい、それ以外にも実くんにはストレスになることも多いのではと気がかりなのです。」
「すみませんご心配おかけして。」
「いえ…逆におうちの方から何かありますか?」