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情画
第2章 夜光虫
「うん、だいぶ気持ちが入ってきたな。もっともっと俺を欲しがってもらいたいんだよ。
いつもどこか上の空で、目を瞑って誰を思っているのか…」


「そんなことないです。お願いです。痒いぃ…取って、取ってくださいぃ…」

「そうだな、俺を見て、喜ばせてくれ。」

濡れたタオルが心地よい。やっとムースを拭ってもらえる。

「鮑を炙ったみたいになってるぞ。」

いやぁ…

主人がドレッサーから手鏡を持ってくる。
それでワタシの秘部を写し見せてきた。

陰毛が全てなくなり、恥ずかしい部分が丸見えになっている。

花弁はこれほど欲を孕むのか、ぽってりと腫れ赤くなっていた。

自分では意識していないのに、ナカを締めているのだろうか。
主人が言うように収縮を繰り返す姿は網で焼かれる鮑のように、
引きつれて捲れたり、内側に丸まって男を誘う淫らな女そのものだった。


手鏡をスタンドにしてベッドに置かれる。

「自分の姿をしっかり見るんだな。」

ああ…いやです…やめて…

「しっかり見ていたら乳首も拭いてやるよ。」

「はい、お願いいたします…どうか、こんな女の体を綺麗にしてください…」


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