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情画
第2章 夜光虫
花芽はもっと酷かった。大粒の真珠ほどに膨れあがり、色は、赤珊瑚のようだった。

それもヒクヒク蠢いて、幼虫か何かのようで、餌になる欲を貪ろうと探し回っていた。

もう拭ったくらいじゃ、この疼きが治らないことをワタシは気付き始めた。

ゴシゴシと擦って欲しい。強いシャワーを当てて欲しい。

でもそれを言えずにいた。

ああ、やっと乳首のムースを拭ってもらえた。

「あ…あ…ありがとうございます…あなたぁ…」

もう素直に喜んでお礼を言っていた。
その酷い仕打ちをした張本人だとわかっていながら…

「乳首も完全に勃起してるぞ。宝石みたいだな、綺麗になったぞ。」

主人は嬉しそうに言い、乳房を握り揺すった。

ふぁ…んぁあ…

振動が乳房を張らせ、ツレて乳首に快感が走る。

声を上げたことに主人が驚いて止まる。

「そんなに気持ちいいのか。」

ワタシの反応を試すように、揺さぶっては止め、また揺さぶる。

もう声を抑えては居られなかった。

はぁあん…いぃ…気持ちいいです…ありがとうございます…やめないで…もっと強く…沢山…揉んでぇぇ…

主人が嬉しそうに笑みを浮かべて乳房を強く握り込んでくれた。
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