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情画
第18章 朝顔でも昼顔でもない花
「僕の朝顔も早く咲かないかなぁ〜」
「実、もう蕾がついてるから、もう少しだよ。」
「早く咲くといいなぁ〜水やり頑張ろう。」
実は一日中咲く朝顔を描きたいといって、レッスン日ではないけれど、皆で朝顔を描くことにした。
実、こんなにそっくりな親子いないわよ。
あなたも気づいてるでしょう。
本当の父親はゆうパパだって…
少しずつ、少しずつ…
無理矢理こじ開けるようなことはしない。
でも、もう少しよ。
ワタシは心の中で念じていた。
「焦っちゃいけないとは思いつつ、朝顔の話をしてしまいました。」
先生の寝室で先生に包まれていると、小声で先生がおっしゃった。
「ワタシも同じように思ってました。」
「でも、実が本当に理解するまで、待ちましょうね。」
あと少しで夏休み、一緒にいる時間が増える。一日中家族で過ごせるのだ。
焦る必要はない。きっと本当の父親が先生だということを理解してもらえる。
そう信じて眠りについた。
「実、もう蕾がついてるから、もう少しだよ。」
「早く咲くといいなぁ〜水やり頑張ろう。」
実は一日中咲く朝顔を描きたいといって、レッスン日ではないけれど、皆で朝顔を描くことにした。
実、こんなにそっくりな親子いないわよ。
あなたも気づいてるでしょう。
本当の父親はゆうパパだって…
少しずつ、少しずつ…
無理矢理こじ開けるようなことはしない。
でも、もう少しよ。
ワタシは心の中で念じていた。
「焦っちゃいけないとは思いつつ、朝顔の話をしてしまいました。」
先生の寝室で先生に包まれていると、小声で先生がおっしゃった。
「ワタシも同じように思ってました。」
「でも、実が本当に理解するまで、待ちましょうね。」
あと少しで夏休み、一緒にいる時間が増える。一日中家族で過ごせるのだ。
焦る必要はない。きっと本当の父親が先生だということを理解してもらえる。
そう信じて眠りについた。