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情画
第2章 夜光虫
「こんなに感じやすい体だったんだな。」

乳房を乳を搾り出すように握られる。
気持ちいい…

主人の言葉は寂しそうだった。
ずっとかけ違えたボタン、数度の違いで平行でない線路、それを今さら軌道修正するのは容易でない。
何しろ、ここに、もう愛はないのだから…

「あぁ…あなたぁ…乳首も…イヤらしく腫れた乳首も…構ってください…」


「穢れた女が気安く呼ぶな、ご主人様と呼べ、このアバズレ女がっ」


体の欲には抗えない。ワタシは欲のために何にでも成り下がった。

「ご主人様…どうか…乳首を…アバズレ女を…治してくださいませ…」

「フン…治るもんかな…」

主人はグラスの酒を煽り、ワタシの乳房に顔を近づけた。

唇から濡れた舌が現れる。

あぁ、早く舐めて欲しい。
ワタシは喉を鳴らして待っていた。

んはぅんん…

「凄い反応だな。」

っひぃ…ご主人様…気持ちいいです…ありがとうございます…

気を良くしたのか、口に含み舌で転がされる。

はぁあん…いぃ…それいぃのぉ…

もう、何も考えられなかった。

背を反らせ含みやすいように乳房を突きだし、全てを捧げる。

あぁ…溶けるぅ…乳首…噛んでぇ…
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