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情画
第18章 朝顔でも昼顔でもない花
続いて黒人で医者のジョン、白人で彫師のボブの姿がある。

異性の裸の写真は何だかイヤらしく思った。

逞しい男の筋肉美ではあるものの、やはり性器を露にして堂々とした立ち姿に、こちらが恥ずかしくなった。

「名前も何も明らかにしなくても彼らの仕事や生活に支障はきたさないのでしょうかね。」

確かに近所や職場で影響はないのだろうか…

ワタシは次へとめくる。

『pair』『対』

ボブとジョンの背面の姿、隣に並んだ二人が互いに腰に手を回して、顔だけ横を向いて見つめている。

自然な笑顔、会話をしているのか、はたまたこれからキスするのか…

友情ではない何かがそこにあるのを感じた。

同性を愛する関係には、男役、女役と異性的な役割分担がありそうなものの、
体型こそ白人のボブが多少細身だが、二人の関係は対等に見えた。

主従関係のある二人の間に沙絵さんが割り入ったのかと思っていたが、どうやら違うようだった。

次をめくると同じポーズだけど二人がキスしていた。

それを見ても欲情はしない。友情より強い愛情があるのだと感じた。
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