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情画
第19章 夏休み
しーん
皆が静まり返ったが反応はない。
先生のベタな声かけに可笑しくなり笑ってしまう。
うふふ…
実もつられて笑いだした。
あはは…あはは…
二人に笑われて恥ずかしいが、やはり自分でも可笑しくて笑いだす。
その時、ビクビクンっ…
耳を当てていた部分が蹴られたように動いた。
あっ…
貴女も気づいた。
「動いたっ…動いたの、わかったよ。」
「赤ちゃんも笑い声が好きなんだね〜」
実は、また嬉しそうに笑っていた。
赤ちゃんの成長を体感できて嬉しかった。
検診も実を連れて皆でいく。
診察室の前で二人で待つが、実がドキドキしているのがわかる。
まだ出産でもないのに、両手を組んで待っているのだ。
僕がその上に手を重ねると黙って僕を見てきた。
カチャッ…
診察室からいずみが出てきた。
「性別わかったわよ。女の子ですって…」
「そうか…」
「弟が良かったなぁ」
「実、なんで?」
「一緒に遊べるから…」
「弟だと、ライバル増えるぞぉ?」
「別にいいもん。」
「大丈夫、女の子だって一緒に遊べるから…
赤ちゃん悲しむよ。
お兄ちゃんに男が良かったって言われたら…」
「そうだね。ごめんね赤ちゃん。」
お腹を擦りながら謝っていた。
皆が静まり返ったが反応はない。
先生のベタな声かけに可笑しくなり笑ってしまう。
うふふ…
実もつられて笑いだした。
あはは…あはは…
二人に笑われて恥ずかしいが、やはり自分でも可笑しくて笑いだす。
その時、ビクビクンっ…
耳を当てていた部分が蹴られたように動いた。
あっ…
貴女も気づいた。
「動いたっ…動いたの、わかったよ。」
「赤ちゃんも笑い声が好きなんだね〜」
実は、また嬉しそうに笑っていた。
赤ちゃんの成長を体感できて嬉しかった。
検診も実を連れて皆でいく。
診察室の前で二人で待つが、実がドキドキしているのがわかる。
まだ出産でもないのに、両手を組んで待っているのだ。
僕がその上に手を重ねると黙って僕を見てきた。
カチャッ…
診察室からいずみが出てきた。
「性別わかったわよ。女の子ですって…」
「そうか…」
「弟が良かったなぁ」
「実、なんで?」
「一緒に遊べるから…」
「弟だと、ライバル増えるぞぉ?」
「別にいいもん。」
「大丈夫、女の子だって一緒に遊べるから…
赤ちゃん悲しむよ。
お兄ちゃんに男が良かったって言われたら…」
「そうだね。ごめんね赤ちゃん。」
お腹を擦りながら謝っていた。