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情画
第20章 曼珠沙華
もう一度貴女が達するのを見届けて貴女を立たせる。
僕がソファーに座り着物を広げた。
貴女は僕の中心を見つめていた。

「後ろ向きに下がって僕の上に座って…」

そろそろと下がる貴女に切っ先を向け腰を掴む。貴女も腰を落としてきた。

腰に回した縄を掴む。
鏡に縄で掴まれた西瓜が映る。

掴まれて届かない貴女の腰が揺れて僕を呑み込もうと懸命だった。

少しずつ縄を持つ手を緩めると、ズズッと腰が落ちて呑み込まれていく。

途中で止められた貴女は腰をくねらせながら、僕を懸命に味わっていた。

ぐるりと回った切っ先が貴女のいい場所を抉ると、震えながら悦んでいる。

淫らに揺れて踊る貴女を鏡越しにみていた。

「西瓜に僕を突き立てているみたいですね。」

はぅ…い…ゃ…

否定したくとも腰の動きは止まらないようだ。

ズズッ…ズズッ…

ゆっくりと時間を掛けて貴女を下ろしていった。


ぁあっ…奥まで…きた…

貴女は腰を揺らしたままで僕を味わい続けている。

ヌチャヌチャとイヤらしい音をさせて西瓜が僕を起点に揺れ動いていた。


あぁ…せんせぇ…もっと…
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