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情画
第20章 曼珠沙華
貴女を抱え立たせて鏡の前にいき手を付かせる。

西瓜を抱えるように手を回して、腰を打ち込んだ。

あぁ…深いぃ…ん…いぃ…

うねりが強く僕もあまり持ちそうになかった。


あぁ、んン…っふぅ…

ペースをあげると、西瓜がぶるぶると揺れ動いて、絵の切れ目から割れ開くような錯覚がした。

ぁああああ…

ンン…

ビクン…ビクビクビク…

貴女が達した後、大きなうねりに誘引されて、西瓜がギュギュッっと動いた。

思わず自身を抜き去って貴女を抱きしめた。
そして急いでソファーをベッドにして横たわらせた。

シーツを掛けて優しく抱き口づけする。

「赤ちゃん驚いて動いてましたね。」

「はぃ…先生もわかりましたか。」

「お腹を触ってましたからね。
やはり無理はさせられないですね。」

「でも、先生…」

「僕はいいんですよ。
これからは普通のレッスンを増やしましょうね。」

「は、はぃ…」


こうして、しばらく貴女をモデルにするのはお休みにした。


静かに花の絵を描いたり、その姿を絵にしたりして、僕の欲望は抑えた。


「ただいま〜パパっ…庭に花火みたいな真っ赤な花が咲いたよ。」

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