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情画
第21章 秋
「出発進行〜」


助手席の実の掛け声で発車する。
ワタシは実ほど浮かれてはいられなかった。

着いて早々、実は別室でビデオを見るように言われ、両親と四人で話す。

父は仕事中心の主人の味方だった。

どれだけ話しても、先生は定職のない遊び人扱いで、ワタシは不貞の妻…

それ以外の話にならなかった。

「子供の教育上良くない。」

それが両親から言われ続ける言葉だった。

「ねぇ、おじいちゃん、おばあちゃん、お話まだぁ…」

とうとう実は飽きて部屋にきた。

「実くん、もう少し遊んでてね。」

母が次のビデオを渡す。
実は持って部屋を出た。

「いずみ、前の結婚の清算もしないまま、ずるずると次の男に逃げてだらしない。
賛成も応援もしたくはないが、
区切りとして籍が入れられるようになるまでここに実を連れて帰ってこい。」

父が有無を言わさぬ勢いで言い切る。

「それはできません。」

言葉少なに質問に答えるだけにして耐えていた先生が、顔を上げてはっきりと言った。

「君…」

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