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情画
第22章 梅
ケーキも二人で飾り付けたいというので、フルーツや生クリームを渡してお任せする。
その分、スープやパエリア、サラダの支度に取り掛かれた。
「お父さん、シャンパンでいいでしょうか。」
「迎えにいったとき、それとなく聞いて、他のものを買ってもらえますか?」
「それとなく…ですか…」
「僕がおじいちゃんに聞いてみるよ。」
「よし、実に任せた。」
「任された。」
まぁ、それとなくでなくてもいいわね。
「ケーキ出来たよ。」
「じゃあ、おじいちゃん、おばあちゃんを迎えにいこうか。」
「うん。ママ準備1人で大丈夫?」
「はい、大丈夫よ。」
「じゃあ行ってきます。」
ふぅ…
チキンもオーブンにかけたし、出来上がり。
「ね…もうすぐおばあちゃんたち来るわよ〜」
お腹を擦って娘に話しかける。
名前はまだ決めていない。ワタシは考えているが、先生が生まれて顔を見てから決めようと、
沙織さんの時と同じようにしたいのだと思う。
実は冬休みの間に生まれてくれないかと願っている。
休みの間なら沢山遊べるからと、
生まれたばかりの赤ちゃんが寝て泣いておっぱいを飲むだけだというイメージはないようだった。
その分、スープやパエリア、サラダの支度に取り掛かれた。
「お父さん、シャンパンでいいでしょうか。」
「迎えにいったとき、それとなく聞いて、他のものを買ってもらえますか?」
「それとなく…ですか…」
「僕がおじいちゃんに聞いてみるよ。」
「よし、実に任せた。」
「任された。」
まぁ、それとなくでなくてもいいわね。
「ケーキ出来たよ。」
「じゃあ、おじいちゃん、おばあちゃんを迎えにいこうか。」
「うん。ママ準備1人で大丈夫?」
「はい、大丈夫よ。」
「じゃあ行ってきます。」
ふぅ…
チキンもオーブンにかけたし、出来上がり。
「ね…もうすぐおばあちゃんたち来るわよ〜」
お腹を擦って娘に話しかける。
名前はまだ決めていない。ワタシは考えているが、先生が生まれて顔を見てから決めようと、
沙織さんの時と同じようにしたいのだと思う。
実は冬休みの間に生まれてくれないかと願っている。
休みの間なら沢山遊べるからと、
生まれたばかりの赤ちゃんが寝て泣いておっぱいを飲むだけだというイメージはないようだった。