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情画
第22章 梅
クリスマスツリーのイルミネーションの中で食事する。

「美味しいわね〜毎日皆で作ってるの?」

「そうだよ。おばあちゃん。パパがどんどん教えてくれるんだよ。」


「それはいいわね。」

料理は上手に出来ていた。皆で作って皆で食べる。当たり前になったうちのスタイルを母が喜んでくれた。

「なんだか落ち着くなぁ。」

父がぽつりと言った。

「鶏に野菜を詰めるの僕がやったんだよ。」

「面白そうだな〜
実、学校は面白いか?」

「うん。友達も出来たよ。」

「それは良かった。」

「このスープが入ってる器、素敵よね〜」

「あ、ワタシも今日初めて見ました。」

「実家で使っていたものばかりですよ。」

「いずみ、あなた、向こうのご両親への挨拶はしたの?」

あ、母に言われていたのに…

「先生、すみませんね。不行き届きで…」

「いえ、僕があまり話さないから、いずみも聞きづらかったんじゃないですか?

両親と姉が二人いましたが、皆、他界しておりまして…

古物商を営んでおりましたが、店もたたみました。」

「あ、そうだったんですか…失礼しました。」

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